
ハードオフのジャンクコーナーや中古コーナーを徘徊しているとき、もっとも嬉しくなる瞬間。それは「値札の価格」と「内容物」のバランスがちょうど良くて、グッとくる掘り出し物を見つけたときだ。
先日もいつものように店舗をパトロールしていたところ、ゲーム機本体コーナーで私の足を止めさせる一品に出会ってしまった。
「Wii U スプラトゥーンセット」 価格は 2,200円(税込)。


昨今の中古相場から見れば「まあ相場並みといったところ」の価格設定ではある。しかし、普段ハードオフのジャンクコーナーで見かけるWii Uの多くは「本体のみ・ACアダプター無し」で安価に転がっているケースがほとんどだ。いざ買おうと思っても、本体用とゲームパッド用の2種類のアダプターを別で探すとなると、出費も手間もかかって意外と面倒くさい。
しかし、今回見つけたものは、外箱こそ少しお疲れ気味なものの、しっかりと必要なACアダプター類が揃っている。つまり、「買って帰れば、その場ですぐに遊べる」状態なのだ。この安心感と手軽さは、お店で見つけたときに何よりも魅力的に映った。スプラトゥーンセットということで、ゲームソフトも付属しているであろう点もあり、個人的な満足感は価格以上に高い。気づけば私は、その箱を小脇に抱えてレジへと向かっていた。
1. 液晶画面の美しさに感動、おじさん歓喜の「神ハード仕様」
自宅に持ち帰り、さっそく初期設定を済ませる。 今まで一度も触ったことのなかったWii Uだが、起動してまず驚いたのが、Wii U GamePad(ゲームパッド)の圧倒的な存在感だ。
驚きはそれだけではない。ゲームパッドに映像が映し出された瞬間、思わず「おぉ……」と声が漏れてしまった。失礼ながら「一昔前のハードだし、画面はそれなりだろう」と高を括っていたのだが、液晶画面が想像以上にクッキリと綺麗、さらにスピーカーの音もかなり良く、一気にテンションが上がってしまった。

2. 330円で買った『マリオカート8』と、現役復帰したWii周辺機器
さらに嬉しい誤算だったのが、事前予想の通り『スプラトゥーン』のダウンロード版が本体にしっかりと残っていたこと。これだけでも2,200円の元は完全に取れているのだが、今回はさらに店舗で 330円(税込) で投げ売りされていた『マリオカート8』も追加購入して遊んでみた。
これが本当に、久しぶりのマリオカートということもあってめちゃくちゃ楽しい。テレビ画面を見ながら手元のGamePadでも同じ映像(あるいはサブ画面)が見られるという、この「2画面スタイル」は今触ってもかなり新鮮。おじさん一人で時間を忘れて熱中してしまった。

さらにWii Uの素晴らしいところは、前世代機であるWiiのソフトもそのまま遊べる抜群の互換性だ。 もちろんWiiソフトをプレイするためには「Wiiリモコン」と「センサーバー」が必要になるのだが、幸いなことに、私が昔から所有して愛用していたWiiのパーツがそのまま流用できた。押し入れで眠っていた思い出の周辺機器が、こうして再び現役復帰する瞬間もまた、レトロゲーム好きの心をくすぐる。
Wii U自体のソフトはタイトル数が少ないイメージだが、ハードオフの110円ジャンクコーナーに山ほど転がっているWiiの名作ソフトたちが、すべて我が家の現役タイトルに化けるのだから、遊びの幅は想像以上だ。
しかも、Wii Uを経由することで、本来はアナログ出力しかできなかったWiiのソフトを「HDMI接続」によるデジタル映像で楽しめる。これが非常に大きなポイントで、かつての懐かしい名作たちが、ボヤけることなくテレビの大画面にクッキリと映し出される。これだけでもWii Uを今買う価値は十分にあると感じさせてくれた。
3. おじさんに優しい安心設計と総評
外観に関しては、アナログスティックが少し変色していたりと、経年相応の「ヤツれ感」はある。

しかし、個人的にWii Uの設計で素晴らしいと思えるのは、「バッテリー交換が非常に容易」な点だ。背面カバーのネジを外せば簡単にアクセスできる構造になっている。最悪、今後バッテリーがヘタってきたとしても、Amazonなどで互換品を安く買ってくれば自分でサクッと延命できる。この「自分でなんとでもなる」安心感は、自作PCやガジェットいじりが好きなおじさんにはたまらない。
外観こそ少しお疲れ気味だが、液晶もスピーカーも健在で、何より買ってすぐにこの極上体験が味わえる。 本体価格自体は2,200円と相場並みかもしれないが、得られた体験と満足度はそれを遥かに上回る、良い買い物だったと言っていいだろう。今夜はゲームパッドの綺麗な画面を眺めつつ、懐かしのWiiソフトも引っ張り出してきて、のんびり夜更かしすることにする。
参考リンク:ハードオフ
Photos:私の中のおじさん

