唐突におじさんが【Bad B*tch 美学 -Remix-】の感想を述べてみる

Youtubeに動画が公開されてから時間は少し経たちますががJ-HipHopの【Bad B*tch 美学 -Remix-】の感想を述べてみます。

筆者はこの分野にあまり詳しくはないが、音楽を楽しむという点でおっさんの感想を述べさせて
いただきます。

【楽曲】Bad B*tch 美学 – Remix

結論からいうと、「いかつい。熱量あっていいな。あと怖ぇ(この語彙力よ。。。)」というのがおっさんの感想です。

楽曲は6人の女性ラッパーがサイファー(ビートにあわせフリースタイルラップをしあう)形式で収録された曲となっております。テーマは「私はこうやって生きていく」的なお話だと思います。

女性ラッパーの紹介

6人の女性ラッパーを出演順に。あとおじさんの印象とおすすめ曲など

Awitch(えいうぃっち)


 沖縄県出身。女性ラッパー、一児のお母さん、未亡人、社長…など様々な肩書をもつ強い女性の方です。現在、J-HipHopのフィメール(女性)ラッパーシーンはこの人を中心に動いているといっても過言ではないほど影響力が強いです。

おっさんは「who r u?」で知ったのですが、強さ全開ですごかったです。ただ強さをラップするだけではなく、子供を思う気持ちをつづった曲や、亡き夫への想いなど、女性としてのしなやかさ、想いなどを感じる楽曲は多いです。

WHORU? feat. ANARCHY – Youtube

NENE(ねね)


 ヒップホップユニット「ゆるふわギャング」のメンバーとしても活躍されております。他のラッパーとの客演でも多く見かけます。若いころから海外スペインやアメリカに出かけたりいろんな経験をされているようです。

いかついです。この人も強そうですが、Awichさんとは別のベクトルに向かってます。すごいパンクな情熱を持った人だなと思います。ゆるふわギャング名義だと自由に立ち回ってる感がすごいですね。

地獄絵図 feat. NIPPS – Youtube
See You! – Youtube

LANA(らな)


 お姉さんはダンサー、お兄さんはラッパーのLEXさんという。Jヒップホップの良血統を受け継いだ方。ご自身もまだ若く(2023年時は19歳!)、Jヒップホップで同世代の女性に「もっと自分らしくわがままに生きてほしい」という思いを込めて楽曲を制作しています。

おっさんが知ったのは「Bad B*tch 美学」ですが、もとはSound CloudやTictokなどでバズった方のようです。「TUNE IT UP」を聞いて思ったのは韓国の女性ラッパーCLさんを想起させました。演歌的な「こぶし」を効かすところが彼女の持ち味なのではないでしょうか。

TUNE IT UP feat. Candee & ZOT on the WAVE – Youtube

MaRI(まり)

 岐阜、愛知等中部地区を中心に活動する女性ラッパーさんです。ブラジル人、イタリア人のクォーターで、Awichさんと同じく一児のお母さんです。ブラジルに住んでいたこともあり、ポルトガル語を交えたリリックを披露してくれます。

LANAさん同様、「Bad B*tch 美学」から知りました。この人もタトゥー入りまくりでいかついですが、エッチな感じがします。おっさん独りで酔っ払ってMVとか見ていると結構いい感じです。まだ、キャリアが浅そうな感じなのでこれからの活動を通して応援したくなる人です。

吸って feat Monyhorse – Youtube

AI(あい)

 アメリカ人とのクォーターの方です。JPOPにR&B、ソウル、HIPHOP要素をあわせた方で15年以上歌手として活動されていますね。お子さんも2人いらっしゃるみたいです。トークもガッハッハな感じでおおらかな感じが好感を持てます。

Storyとかハピネスとかいろいろと有名な曲があるのですが、ソウルやゴスペルの影響を受けた歌手のイメージが強かったのでラップするのはあんまりイメージがなかったです。
「アルデバラン」のFIRST TAKEバージョンがすごい良かったので、暇なときにでも見ていただけると幸いです。

アルデバラン / THE FIRST TAKE – You tube

ゆりあんレトリィバァ

 本職はお笑い芸人の方ですね。留学経験もある才女で、今でこそ元の体形に戻られましたがダイエットで結果も残せるガッツのある方です。お笑いのスタイルは破天荒な天才というよりは秀才型の方のような印象を受けます。

 フリースタイルラップを芸人同士でやってたり、Awich本人の目の前でパロディやったりして素養はあるのかと思います。フリースタイルのほうは瞬発力はなかったですが、レコーディングされたものになるとリリック(歌詞)は練れるので、本人にとってはこちらの方がよいかと思います。

まとめ

  日本語の「ビ*チ」という表現では、「下品な女」や「体目的の女」、「ヘタレ(女々しいやつ)」などネガティブなイメージがあります。アメリカでは”She is real b*tch!”とかいうと「彼女は本当に嫌な奴!」という罵倒する意味になります。意味の強い言葉ですしネガティブな表現になりますので、公の場では使用を控えましょう。

 しかしながら、別の意味としては「親しみを込めた女性同士の呼び名」という意味合いもあるみたいです。本当に親しい間柄前提ですが。。。なので親しい間柄に向けて「私はこう生きてくけど、あなたはどう?」みたいなのを突き付けているのかなと思います。

 ラッパー6人の背負ってるものや、意気込みなどより知っていくことによって、この楽曲の理解にも深みを増していくのではないでしょうか。おっさんはパンクテイストなもの、ガチャガチャしたものを好むので、NENEさんの楽曲を2つ出してみました。MaRIさんのMVももっと多くなってくれると嬉しいな。

 最後まで読んでいただいてありがとうございました。

ライター

独身。埼玉県在住。
なんちゃってミドルエイジクライシスに遭遇しちょっと迷走している人。
サービス業の端くれで20年ぐらい技術系サラリーマンをやってます。
そのほかエロを愛するその辺によくいる無趣味おじさん。
興味のあること、やってみたこと、日々徒然などを記述していきます。

足掻くおじさんをフォローする
音楽
私の中のおじさん
タイトルとURLをコピーしました