steamで好評発売中のゲーム「Karate Suvivor」
このゲームは80年代のカンフー映画に触発されたサバイバル系ローグライトということで、ゲームシステムはよくある「ヴァンパイアサバイバー」のような内容なのだが、攻撃方法がファンタジー的な魔法や銃火器で盛大にドンパチするのではなく武術。
己の拳で大勢の敵をなぎ倒していくというおじさんの心をくすぐる男気溢れる内容。
ゲームの進行は一定時間でループされる攻撃で敵を倒していく。飛び道具ではなく徒手空拳なので攻撃を当てるのもしっかりと狙ってあてに行かないと当たらない。
敵を倒すと札束を落とし、これが経験値となって自身がレベルアップしていく。
レベルアップするとカードを取得でき、技を取得しコンボを作成したり、プレイヤーの能力値を上げることが可能になる。
プレイヤーの技の種類も豊富。攻撃方向や攻撃範囲も様々、流血や貫通などの追加効果付きの技もありコンボの組み立ての幅は広い。
そこらへんに落ちている物を武器にしたり、オブジェクトを敵にぶつけて攻撃することも可能。
特定の条件を達成することで様々なアクションがアンロックされていき、扉を蹴って敵に当てたり、ポールを使って壁を飛び越えたりとカンフー映画でおなじみのアクションにおじさんのテンションは一気にうなぎのぼりだ。
プレイし始めは攻撃が思いのほかうまく当たらない、気付くと敵に接近されダメージを受けているといった感じだったが、慣れてくるとフットワークを駆使し、逃げ回りながら効率的に攻撃を当て、コンボを組み大勢の敵をなぎ倒すことも可能になる。
ここまでくると往年のカンフー映画を彷彿とさせる雰囲気で爽快感はかなりのものだ。
- プレイした感想として
ゲーム自体はよく見るサバイバル系ローグライトアクションなのだが、攻撃方法が飛び道具ではなく近接戦闘がメインということで、ほかのゲームには無い独特な難易度があり、なかなか歯ごたえのあるゲームに感じた。
敵を倒すと落とす歯を集めることでプレイヤー自身の基本能力を底上げすることが可能で、アクションゲームの苦手な人も挫折せず楽しめるようになっているのも良い点だ。
技の種類も豊富でコンボを作る楽しみもあり、なにより大勢の悪漢を拳でなぎ倒す様は爽快で子供の頃にカンフー映画を見てカンフーごっこをしていたあの頃を思い出し胸が熱くなる。
「みんなこういうの好きだろ?」そんなことを言いたくなるような男のロマン的なゲームだった。
参考リンク、screen shot:「Karate Suvivor」