液晶テレビで古いゲーム機などをRCAケーブルで接続する場合、解像度やアスペクト比の違いなどでどうしてもぼやけた映像になってしまい、ゲームプレイなら映像があまりにひどいとやる気も無くなってしまうものだ。
今日はAmazonで「Mcbazel PS1/PS2専用変換接続HDMIコンバーター」を購入した。
価格は2799円。レビューの評価は4.2(2024年10月27日時点)
商品は本体と付属品は給電用のUSBケーブル。HDMIケーブルは付属していない。
使用方法は簡単。コンバーター本体を付属のケーブルで給電し、PS本体の映像出力に挿しHDMIケーブルでモニターにつなぐだけ。今回はPS2に接続。
こちらの商品は本体から伸びたケーブルをゲーム機本体に挿し込むタイプなので縦置きしたPS2で使用する場合も問題なく使用できる。縦置きしたPS2で使用できないコンバーターもあるのでそこは注意が必要だ。
本体には解像度とアスペクト比の変更ができるボタンがそれぞれついている。
- さっそくゲームをプレイ。ちなみにゲームは「グランツーリスモ3」
HDMI変換したPS2のゲーム画像がこちら↓
解像度720p、アスペクト比4:3。
そして解像度720p、アスペクト比16:9の映像がこちら↓
もともとアスペクト比4:3の映像を16:9にしているので少々横に伸びた感があるのは仕方がないところ。
HDMI出力した映像を使用しているモニターサイズに合わせた映像がこちら↓
比較のためRCAケーブルで出力した画像と並べてみた。RCA出力での映像は全体的にぼやけた感じで看板を見るとわかりやすいが文字が滲んでいるように見える。
一方HDMIで出力した映像を見ると看板の文字がくっきりと映し出されている。モニターを撮影した画像なのでわかりずらいかもしれないが、実際にモニターで見て見るとかなりの差。PS2を使用しているので本体の基本性能的な部分で現行機種と比べるともちろん見劣りする映像。鮮明になった分映像の粗が目立つといったこともあるが確実に映像は見やすくなっている。出力による映像の差は歴然だ。
これなら古いハンコンを出してきてグランツーリスモ専用機として遊ぶのも全然ありだ。映像がきれいになったというだけで遊ぶ意欲が増すように感じる。
文字の滲みはかなり解消されるのでRPGなどをプレイするときにはHDMI出力できた方がかなり良いだろう。
今回は「Mcbazel PS1/PS2専用変換接続HDMIコンバーター」を使用してみたが感想としては購入して良かったと感じた。既存のRCAケーブルをHDMIに変更するだけで映像がかなり鮮明になった。
アップコンバート機能は付いていないので劇的変化とは言えないものの、効果としては十分に感じることができた。64やセガサターンなどもそうだがRCAケーブルで接続する機種でゲームをするときは映像のぼやけ具合のせいで妙にやる気が起きないこともあったので、今回の結果には大変満足している。
アスペクト比をボタン一つで変更できる機能も何気に便利。縦スクロールシューティングなどは4:3でプレイする方が雰囲気が出て良いだろう。
そして、この商品の良いポイントとしてPS1、PS2に対応しているところ。安価なコンバーターにはPS1ソフトの出力に対応していないものもあるようなのでその点も安心だ。
PS2本体でPS1ソフトの再生できるかチェックしてみたが問題なくできた。
秋の夜長はもう過ぎ、季節はもう冬。寒い冬は家に引きこもって古いゲーム機種をHDMI出力で遊んでみるというのもたまには良いのではないだろうか。
参考リンク:Mcbazel PS1/PS2専用 HDMI変換接続コンバーター
Photos:私の中のおじさん