アメリカでは料金の滞納などで差し押さえられたレンタル倉庫が競売にかけられ、その倉庫からお宝が出てきて一攫千金なんていうアメリカンドリーム的な話をテレビで見たことがあるのだが、今回プレイしてみたゲーム「STRAGE HUSTLE」はまさしくソレ。
レンタル倉庫の競売に参加し、購入した倉庫からお宝を掘り出し金儲けをするというゲームだ。
- ゲームの流れは
倉庫の競売に参加 → 購入した倉庫から商品を確保 → ネットなどで販売する。といういたってシンプルな内容だ。
倉庫の競売に参加
購入した倉庫からお宝を物色
自宅に商品を持ち帰り
ネットで販売
いざプレイしてみるとなかなか地味な作業ゲーなのだが意外と楽しい。
確保した商品をネット販売するのだが、購入相手は必ず値切ってくるのでこちらから金額を提示したり、時には客をキック(商談拒否)しながら高値での取引を目指していく。
まるでフリマサイトで商品を販売しているようで楽しいような、人によってはうんざりしてしまうような感覚。
住宅地ではガレージセールが開催されていて、スキャナーで商品相場を調べて値切って商品を購入したりもする。
相場を調べて安く購入し、ネット販売で利益を出す。地道な作業を続けていく感じはせどりをやっている感覚で何とも言えない感じ。金を稼ぐためにコツコツと積み重ねていく。
一連の作業を重ねていくことで自身のレベルがアップしスキルの取得やより高額で取引される倉庫の競売に参加できるようになっていく。
高額の倉庫からは車なんかも出てきてまさに一攫千金だ。
- プレイしてみた感想は
倉庫からお宝が出てきて一攫千金というより地道な稼ぎが身を結ぶ、基本の商売シミュレーターといった感じ。
「物を売って金を稼ぐってこういうものだよな」といようなとても現実的な内容ですごく身近でいうと”せどり”をしている感覚を強く感じる。筆者自身はこういった地味でコツコツ系のゲームは嫌いではない。
このゲーム、高額倉庫が購入できるようになるまでレベルアップするとゲームの楽しみも頭打ちといった感じはあるものの、お金を稼いで車を購入したり家を購入することも可能で人によってはそこそこ楽しめるゲームになっていると思った。
日本語対応はしているが翻訳は結構微妙で訳のわからないときもあるが、ゲームの進行に支障のあるものでは無いので妥協できる範囲。早期アクセスゲームなので多少のバグもあるようだが、こちらもプレイしていてゲーム進行に支障が出るようなものには遭遇しなかった。
倉庫からお宝発掘なんてワードに興味がそそられる方はsteamで販売されているのでプレイしてみてはいかがだろうか。
参考リンク、screen shot:storage hustle