仕事をしているといろいろなプレッシャーがあり逃げたくなる。やらないといけないことはたくさん積み重なっていくのに一向にことが進まない。。。もういやだ、逃げたい。。。そんな時、記者の目に入ったのはリモートワークで使っているキーボードだった。
現在使っているのは、i500とか言われている中華のゲーミング(無駄にピカピカ)なメカニカルキーボードです。メカニカルキーボードとはキーがそれぞれ独立した機械的(メカ)なスイッチとなっており、耐久性を上げたモデルとなってます。
掃除する
【閲覧注意】使用して4年目になるがかなり汚い。。。
御覧の通りのように埃まみれです。また画像のような道具を使ってキーキャップを引き抜いていきます。
引き抜いたキーキャップは食器用洗剤を溶かした水の中に一時間ほどつけて、あとはガチャガチャと水ですすいでいけばたいていの汚れは落ちますし、落ちました。すすいだ後は、キッチンタオルや付近の上に並べて、水気をとり乾かしていきます(画像とってなかった。。。)。
キーキャップを外した後の状態もこれまた汚く、埃、髪の毛、謎のベタベタがついていてかなり汚かったです。「掃除をしていないキーボードは便座より汚い」などと言いますが、まさにそのような感じでした。。。
もう一つの問題
リモート会議や電話を入力しながら、キーボードを触っていると電話の向こうから「カチャカチャさせすぎ」や「うるさい!」などと直球で指摘がきます。確かに使っているキーボードのスイッチは、青軸と呼ばれるタイプのスイッチで押すと「カチ」という音がして、キー入力されたことが分かりやすくなっています。
キーキャップを外したついでに以前購入しておいた茶軸と呼ばれるキースイッチに交換できないかと考えてみました。
汚いキーボードの本体を眺めているとどうやらネジで止まっているので、ドライバーを使って外してあげます。そうするとケーブルが中で装着されていたのでそっと外してあげます。(画像でとってなかった。。。)
基盤側を確認するとキースイッチ一つにつきに二点はんだ付けが施されているようなので、こちらをはんだ、はんだ吸い取り機を用い外していきます。
青軸キーが外れたら、代わりに茶軸キーをはんだ付けという作業を80回ぐらいぐらい繰り返し(禅や虚無の世界ですね)キースイッチを交換しました。
キースイッチを取り付け終えたら、キーが押下できる状態までキーボードを組みなおし、機能するかをテストします。キーボードテスト(https://www.onlinemictest.com/ja/keyboard-test/)など自分の押したーキーボードが判別できるサイトがありますので、好きなサイトで試してみるのもよいかもしれません。ちなみにこの時は2か所はんだ不良のためやり直しの箇所がありました。
仕上げ
すべてのキースイッチが機能すること確認したら、キーボードを本組みし、キーキャップを取り付けていきます。「これどこのキーだったっけ?」とならないようにあらかじめ写真を撮っておくと後々困ることはありません。
キーキャップをどこにつけるか、苦悶しながら作業に取り掛かって5時間、ようやく作業が完了しました。キーボード自体はかなりきれいになり、気分はスッキリです。キースイッチも以前のものと変わっているので、キーを押したときの感覚がかなり変わっています。。。
以前のキーの感じを「カチカチカチカチ…」みたいな感じだったのに比べ、交換後は「モコモコモコモコ…」というような感じに変化しました(ちなみにノートなどのキーボードはパタパタパタ…。表現力小学生並み)。高音の金属的な響きがなくなりましたが、それほど打鍵音に変化はないように感じます。すでに諦められているのか、うるさいとは言われなくなりました。
以上。現実逃避のためにキーボードの掃除を始めたら、5時間も没頭してしまったという話でした。最後までお読みいただきありがとうございました。自分も含めですが時間は有限ですので、やることやらないこときちんと決めて向き合っていきましょう。