ハードオフで古いハンドルコントローラーを買ってWindowsPCで使ってみる

今回はハードオフでPS2用ハンドルコントローラー「GT Force」を購入してみた。

価格は未チェック品で1100円。

以前にもハードオフで見かけたこの商品だが、付属品なしのジャンク品で500円程度で売られているイメージがあったので今回は少々割高感はあるものの箱付きなので付属品も入っていることだろうと思い特に中身の確認もせずに購入してみた。

開封してみると中身はハンコンとペダルのみ、ACアダプターは付属していなかった。アダプター付属を期待していただけに残念。

ACアダプターが無いとせっかくのフォースフィードバック機能も体感できないので調達しようと純正品をネット販売で調べてみると中古で2000円程度といった感じ。ハンコンが1000円程度でACアダプターが2000円と考えると何とも手の出しにくい価格に感じたので、もう少し安価な製品を検討してみる。

純正ACアダプターの規格を調べてみると「output:24V-0.75A」とあまり見慣れない仕様。

手持ちの品やハードオフのジャンク品を探索してみたが、使えそうなものが見つからなかったので楽天市場で近い商品を購入。

用意した商品は「output:24V-1A」。価格は送料込み1200円程度。

接続するとバッチリ使用できました。

  • そしてここからが本題。自宅のWindows11PCで使用してみる。

このGT ForceはPC用のハンドルコントローラー「WingMan Formula Force」という商品と色違いの同製品らしいのでドライバーさえ入れれば問題なくPCで使用できるはずというのが今回の目的だ。

まずlogicoolの公式サイトから「Logitech Gaming Software」をダウンロードしインストールする。

ネット情報をいろいろと調べてみると、今回購入した初代GTForceを使用するには古いバージョンのソフトウェアでなければPCにハンコンを認識させられない様なのでWindows10用のLogitech Gaming Software。

バージョンは「5.10.127」をインストールしてみる。

インストールは無事に完了。

Logitech Gaming Softwareの指示に沿ってハンコンをPCにつないでみるがここで問題発生。

ハンコンが認識しません。

調べてみるとwindowsセキュリティのメモリ整合性という項目が引っかかってドライバーが機能していない様子だったのでその機能をオフにしてみた。

更新を適用するためにPCを再起動してみる。この時、ハンコンのUSBケーブルは挿したままにしていると…

無事に認識されました。

  • さっそくゲームで遊んでみる。今回は「GRID Legends」をプレイ。

ハンコンをつなげた状態でゲームを起動すると、ソフト側で「WingMan Formula Force」として認識してくれている。あとはゲームの設定からハンコンのハンドルとペダル、ボタンを割り当てるだけ。

フォースフィードバックもしっかりと機能している。

  • 古いハンコンだが問題なくPCで使用することができた。

今回PCでプレイしてみたゲームは「GRID Legends」、「DIRT Rally2.0」「CAR X Drift Racing」。どのタイトルもソフトでハンコンを認識して簡単な設定でゲームをプレイすることができた。(「CAR X Drift Racing」は自身のプレイ技術が下手過ぎてハンコンでのプレイを断念)

フォースフィードバックもしっかりと機能し、ハンドルの手応えや路面の振動などを感じ、臨場感あふれるゲーム体験を楽しむことができた。

ハンドルの裏面にボタンもちゃんと付いているので、パドルシフトのようにセミオートマっぽく遊ぶことも可能だ。

このハンコン「GT Force」だがハンドルの回転が200度で現在販売されているような2回転程度回るハンドルと比べると物足りない感はあるが、実際プレイしてみると自身がハンコン初体験ということもあり、特に不満もなく楽しく遊ぶことができた。使っていてゲーム上の支障もないように感じる。

ハンドルコントローラー自体高価なこともあり手が出しずらいイメージだが、2000円程度の費用であれば手も出しやすく、お試しには丁度良いと思う。

そしてなによりハンドルコントローラーでプレイするレースゲームは最高に楽しい。欠点はハンドルコントローラー自体がそこそこの大きさなので場所を取ることぐらいだ。

気になる方は試してみてはいかがだろうか。

今回紹介したドライバー導入時のメモリ整合性のオフはパソコンのセキュリティリスクを伴い、社外品ACアダプターの使用には事故の危険性もあるので、そのあたりのリスクを理解し、使用はあくまで自己責任ということで十分注意していただきたい。

参考リンク、screen shot:「GRID Legends」 Logitech Gaming Software

Photos:私の中のおじさん

ライター
ディーン 中山

北海道在住。独身。食べること、飲むこと、ハードオフが大好き。趣味は広く浅くで熱しやすく冷めやすい。現在は自作パソコンに傾向しており、ガチゲーマーではないが無駄に良いグラボを欲しがる。steamのセールがある度、安めのゲームを購入し積みゲー状態になっている。

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