子供のこころをがっちりと掴み、大人も大好きでおなじみの「ガチャガチャ」。「カプセルトイ」だ。
ラインナップもいろいろで、凝ったものも多数あり大人のコレクション的な面もある商品でもあるが、その中でも異彩を放つものを偶然発見してしまった…
- 「ねぎ袋」
ねぎを入れる袋だ。
見た瞬間に目を疑ってしまうほどの謎商品。潔い良いほどに用途の限られた商品だ。そして、「ねぎ袋3」ということは3作目。シリーズ化されるほどの人気商品なのだろうか?という疑問と対象年齢15歳以上という設定も謎。謎が謎を呼ぶとはまさにこのこと。回さずにはいられない。ということで…
今回は2回、回してみた。結果はこちら
- 小ねぎ袋
小ねぎを入れる袋だ。
いやいや、小葱美味いけど、たまに買うこともあるけど、この袋は絶対使わないだろう。そもそもねぎだけ入れるために持ち運ぶのは面倒だ。
そして、このおじさんは絶対にねぎを作っていない。
- ねぎの青い部分カバー(巾着タイプ)
こちらもすごい商品。買い物時にエコバックから飛び出したねぎの頭に被せる袋だ。
すごい。多分絶対使わないだろう。使用したとしても地味すぎる。買い物やねぎに派手さを望んでいるわけではないがとんでもなく微妙に感じる。もはや、良し悪しを判断することすら困難だ。
ラインナップは全4種類。価格は300円。
今回ゲットした2アイテムともインパクトがすごい商品だが、実際使うかというと使わないと思う。ねぎを入れる以外にも傘の収納袋や小物入れとしても使用できそうだが、ねぎのインパクトが強くて恥ずかしすぎる。
とはいえ、ジョークグッズとしてはとても秀逸に感じる。商品名を見たときに何故かほしいと思ってしまった。「ねぎ」という2文字がとても力強いワードで「だいこん」や「にんじん」にはない迫力がある。そして、「ねぎ」というワードには何とも言えない可愛らしさも同居する。例えば「ねこ」のような可愛らしさだ。そう考えると「ねぎ」でなかったらここまでのインパクトを感じる商品にはならなかっただろう。
感想としては思いもよらないビックリ商品だった。正直、実用性はお世辞にもあるとは言えない。ねぎをねぎの外観の袋で収納するという発想も意味不明だ。そして、私にはこの商品をスタイリッシュに活用するセンスも持ち合わせていない。
だが、買ってみると何故か笑ってしまうようなおもしろ商品に「ガチャガチャ」の本懐を感じた。
参考リンク:ねぎ袋3
photo:私の中のおじさん